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  • 執筆者の写真鈴木 美樹

流行る専門店と流行らないおうちサロン

更新日:2022年11月10日

私は何かを売ったり、ノルマこなす為の営業かけたりが苦手なタイプ。

もし自分がエステに行って商品の話ばかりされたら嫌だし、お店に行くたびに着圧サポーターを買うよう営業されるのは嫌。ほんとに良いものだから勧めるっていう程の話もあるけど、大概営業トークなことには変わりないので、されて嫌なことはしない。

だから今だにお店の中には商品をほとんど置かないで、オープン当初はチョコレートを置いて売れなかったら自分で食べてww「なんでチョコレート置いてるんですか?」っておもむろに聞かれて、チョコレートが好きなんですよねぇとか、他のサロンが売ってないものをあえて置いてみたかったなど話していたら、何故だかチョコだけにちょこちょこ売れてました。


モンティークにはいろんなお客様がいらっしゃるけど、みなさん職種もバラバラ。

共通項としては、それぞれにその道のプロが多いかも。

接客のプロだったり、専門職のプロは一言一言が勉強になるな!と感じたり。


お客様の話を聞いていて多いのは、新入社員が育たないことや、長年働いていても売上が伸びない人、やる気がない人、給料ドロボーの人、頑張っていると言うけど結果が伴わない人、反抗的な人

簡単に言うと、仕事の出来が良くない人が世の中に多いということ。


できる人と出来ない人の組織での割合は、2:8でほとんどが出来ない人で会社は成り立ってると聞いたことがある。

なんと恐ろしいことだろうか。

2割の人間の成果で8割の人がのうのうと生きれる世の中なのだ。

でもお客様の意見や話を聞いている限りこれが現実なんだと強く頷ける。


じゃあ、できる人と出来ない人の違いはなんだろうか?

高価なものを売れる人ほど、誰とでも仲良くなるのが早い。

接客がすばらしい人ほど、相手の気持ちを汲むのがうまい。


結論、コミュニケーションスキルがあれば、上位に入れて、なければ入れない。

ある程度のベースは必要だけど学歴でもなければ、身体能力の高さでもない。

人と意思疎通を測れる能力が高ければ仕事ができる人になるんだと感じた。


この業種はコミュニケーションスキル関係ないなと思うのは、ラーメン屋さん。

味さえ良ければ、どんなに頑固な店主がやってても、店が汚くても、出てくるのが遅くても、たとえ高くても、人は待つし、通うし、その店のルールに従う。


エステサロンはそうはいかない。

技術さえ良ければ沢山の人が通うという店はない。

技術、接客、店内インテリア、清潔感、サービス内容、価格

全てジャッチされる。

トータルが良くて初めてリピートしてもらえる。

それと同時に施術内容が絞られていてそのジャンルに特化しているお店。

ヘッド専門店、痩身専門店、アロマ専門店、、、、

モンティークはご褒美専門店…ある意味しぼれてない?


だから、この技術さえあればリピート率上がります、なんてのは夢のまた夢であります。

特にダメな例は、言うまでもないけど、自宅兼サロンの方は注意が必要です。

「家っぽさ」や「生活感」が至る所に出やすく、お客様はわざわざ汚い人の家に上がるのにお金を払わされてる感覚に陥ります。癒されない、行きたくないお店になってしまう。

ちなみに完全なテナントなのに生活感あるサロンも沢山あります。

なんでだ?

どうやっても自分の管轄外で手が出せない事以外は、努力で変えよう。


以下の内容に当てはまるかも?と思った方はすぐにでも改善しましょう!


・施術する場所からキッチンや生活スペースが見える

・施術ルームの中に人の家にありそうなタンス、収納ケースがある

・お客様に出すグラスをプラスチックの子供が使うようなコップにしている

・お手拭きが遠足用のおしぼり

・家の独特の匂いがする(ご飯の匂い、生活臭)

・収納がなされていない、ちらかっている

・実家にありそうな玄関マット、家庭向けの絨毯を敷いている

・テレビ、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジなどの家電が剥き出し

・トイレのお掃除道具が丸見え、家庭用のトイレマット、便座カバー、ついでにトイレットペーパーホルダーにもダサめのカバー

・インテリアに合わない造花、掛け軸をそのままにしてる


きりがなくなってきたところで、何を変えたら良いのか、自分のサロンを見直す時間ってきっと大事なんだろうな。







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